熱中症にご用心!

2017年07月26日

こんにちは中野です!

毎日嫌になるほどの暑さですね〜(;´д`)来院していただいている患者さまの中には夏になり足がつりやすくなったり、頭痛や体のダルさを訴えられる方が多く見受けられるようになりました。

今日は熱中症の原因と簡単な対策を説明していきたいと思います。

まず熱中症の原因として、

①環境による要因(気温が高い・強い日差しなど)

②身体的な要因(体調が悪い・糖尿病などの持病・肥満など)

③行動による要因(激しい運動・水分補給しにくい状況など)の①〜③が重なった時に起こりやすくなります。

次に症状として、めまい・顔面蒼白・悪心・嘔吐・筋肉のけいれんなどが現れます。特に意識障害(呼びかけへの応答がわるい・言動がおかしい)や、汗をかかなくなったら要注意です!ここまで症状が出ている場合は救急車を呼んだ方がいいでしょう。

最後に対策として

①気分が悪くなったら涼しい場所に避難し、首筋、脇の下、鼠径部を冷やします(この3点は大きな動脈が皮膚に近いところに流れているため、効率よく体を冷やすことができます)。

②足や腕などがつりそうな場合は水だけでなく、スポーツドリンクなど塩分が入っているものを飲む(汗をかくと水分だけでなく血液中のナトリウムも出てしまい、体の電解質バランスが崩れてしまうため)

③あまりにも暑い時は外出を控える(畑の野菜よりも自分の体が1番です!(笑))。
熱中症は老若男女問わず起こり得るものですので、しっかりとした対策を取り暑い夏を乗りきりましょう!

中野孝英

関連記事