自律神経失調症は万病の元!?

2017年08月28日

自律神経失調症

自律神経失調症とは?

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経の2つから成り立つ自律神経系のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称を指します。
[su_row]
[su_column size=”1/2″]交感神経[/su_column]
[su_column size=”1/2″]副交感神経[/su_column]
[/su_row]

運動時や活動時に働く神経が交感神経です。活動時に細胞は酸素をたくさん必要とするため、脳が交感神経を活動させ、空気をより多く取り入れるよう呼吸を促進させ血液を末端まで送るため心拍数をあげます。一方で、リラックスしている時に働くのが副交感神経です。交感神経が活動している時、副交感神経は休み、副交感神経が働くときは交感神経は休むと行った一対の反射鏡のような関係性があります。交感神経と副交感神経の働きによって、脳が体の状態に応じて2つの神経のバランスを保ちながら働かせることで、健康な状態を維持することができます。ただし、この2つの神経のバランスが崩れることによって体調を崩す人が多いのが現実です。

 

自律神経失調症の主な症状

倦怠感・疲れを感じやすい、頭痛・偏頭痛、ドライアイ、耳鳴り、動悸・めまい・息切れ、冷え・ほてり、神経性胃炎・慢性胃炎、頻尿・残尿感、下痢、食欲不振、不眠など、数え切れないほどの症状があります。体の症状がある一方で、心にも症状が出る方もいらっしゃいます。感情的になり怒りっぽい、悲観的になり落ち込む、自己嫌悪に陥り無気力になる、恐怖心・不安感に煽られる、集中力の低下等です。

 

自律神経失調症の原因

現代社会はストレス過多社会とも言われ、学校・社会など様々なシーンでストレスを感じることが多い世の中になっています。交感神経ばかりが働いて、リラックス時の副交感神経の働きが十分でないと、不調になってしまいます。このストレスが自律神経失調症の最大の原因とも言われており、自律神経失調症になると交感神経が過緊張状態になり、血管が収縮して筋肉が緊張します。この緊張をほぐす(筋肉の硬さをやわらげる)ことで、自律神経失調症の改善につなげます。

 

自律神経失調症の治療(例)

こちらでご案内するのは「治療例」です。全ての人に同じ治療を行う訳ではありませんが、イメージだけでも事前に掴んでいただきたく掲載いたします。

・自律神経の中枢を元気にする頭蓋骨・脊柱・仙骨等の歪みや硬さをやわらげます。
・鍼灸治療で該当するツボに直接アプローチし、筋肉をほぐし脳をリラックス状態に導きます。
・自律神経に関係性が高い首周りの筋肉をほぐし、血行を促進させます。

 

病院は他院で治療中の方でもお気軽にご相談ください!
患者様にあったオーダーメイドの治療を心掛けています。

関連記事